2014年8月18日月曜日

変更(逆転?):2018年からはリトルリーグでは早生まれが有利になる

前の記事(http://samurailittleleague.blogspot.com/2014/03/blog-post.html)で早生まれ(1~3月生まれ)は不利だ、と書いたばかりですが、状況が変わりました。

2018年から年齢の区切りが12月31日になることが決定したのです。
http://www.littleleague.org/Assets/images/congress/site/2018+Rule+and+Regulation+Changes+Enacted3.pdf

つまり、1月生まれの子は同じ年の12月に生まれた子と同じリーグに所属する、ということになりますので、これからは早生まれが断然有利です。

あ~あ 私の息子は3月生まれ。あと3年遅く生まれていたら有利な状況で少年野球が出来たのに。
私自身は1月生まれです。誰か私をもう一度12歳にしてくれ。


2014年3月20日木曜日

早生まれはリトルリーグでも不利

一般に日本では早生まれ(1,2,3月生まれ)の子はスポーツの世界では不利だと言われていますね。
学年という区切りがある以上、4月生まれの子と3月生まれでは1年近くの差があります。
個人差はもちろんありますが、平均すると4月生まれの子が当然体が大きいので、大抵のスポーツでは有利です。野球も勿論です。レギュラーと補欠に分かれてしまうと、さらに経験でも差が出てきてしまいます。

私の息子は3月生まれです。
アメリカの学年は9月始まりなので、上の日本の事情は当てはまらない筈なのですが、
困ったことになぜかリトルリーグだけは年齢の区切りが日本同様に3月末か4月なのです。

3月30日までに満12歳以下であること、が今年のリトルリーグの参加資格です。
息子はぎりぎりそれに該当します。
あと2週間遅く生まれていたら、今年は年下のチームでプレイし、来年もリトルリーグでプレイすることが可能でした。

実際、このぐらいの年齢で1年の違いは大きいです。

息子の現在の身長は148センチ。同年齢の日本人としても低い方です。
チームメイトには170センチ以上の子が何人かいますが、やはりそんな子とはパワーの差は歴然としています。文字通り、大人と子供ほどの差があります。
もともと息子はそれほど野球が上手いわけでも運動神経が良いわけでもありません。
せめて大好きな野球を有利な状況でやらせてあげたかったなと思わざるをえません。
こんなに小さいのに来年はシニアリーグに行かなくてはいけないのですから。

これが高校の野球チームになるとどのように区切られるのかはわかりませんが、それまでになんとか追いついてほしいものです。



2014年3月5日水曜日

2014シーズン開幕戦 

先週末に予定されていた開幕戦は雨のため順延となり、昨夜が今年初めての試合になりました。

リトルリーグは毎年チームが再編成されますので、監督・コーチも毎年違う人になります。
今年の監督はアメリカには珍しく、バントやサインプレーが大好きです。
練習でも殆どの時間がバントエンドランだの中継プレーなどに費やされます。
今までのチームが練習と言えばノックとフリーバッティングだけだったのとは大違いです。

いわゆる「スモール・ベースボール」というものでしょうか。
流行に乗っているというわけではなく、俺は昔からこういうやり方だ、ということです。

正直に言えば、見ている親としては面白くない野球なのですが、選手側にチーム選択の権利はないし、どうせ1シーズンだけの付き合いなので、それほど深刻な問題だとは思っていません。

昨夜の試合も、そういったセコイ戦術が功を奏したか、敵失、押し出し、などで得点を重ねて、大量点差で勝利を得ました。

私の息子も野球を始めて7年目にして生まれて初めて送りバントをやりました。



これから6月末まで週2試合のペースで続きます。さてさてどうなることやら。

2014年2月16日日曜日

野球シーズン到来

今年は日本もアメリカの北東部は寒く雪が多い冬のようですが、
こちら南カリフォルニアは例年以上に暖かく、野球日和の天気の良い日々が続いています。
夏の水不足が懸念されはしますが、1月2月でもTシャツ姿で野球が出来るのですから、ありがたい気候です。

子供のリトルリーグも私の草野球(日本人の軟式リーグ)もチームが決まり、既に練習試合を何回かやっています。

本シーズン開幕日はリトルリーグが3月1日(土)、大人が3月2日(日)。
メジャーリーグや日本のプロ野球のオープン戦に先立ち、我々は野球シーズンが到来です。

昨日は近所の大学チームの試合に息子のチームが招待されました。
試合開始前の選手紹介と国歌斉唱に選手と一緒にフィールドに出ます。
観客の私達は上半身ハダカでビールをぐびぐび。野球、最高です。



2014年1月26日日曜日

トライアウト -大人の場合

今日は私がトライアウトを受けてきました。
大人の場合、と言うか私が受けたリーグの場合は、基本的に欠員補充です。
30名ほどがトライアウトを受けて、チームの代表が7~10チームぐらいいて、自分達が欲しい選手を「ドラフト」で選んでいきます。
「ドラフト」で選ばれた選手は全体の半分ぐらいだと思います。選ばれた選手はその場で「契約書」にサインします。選ばれなかった選手は一応予備のメンバーにプールされます。トライアウト受験料の20ドルは返ってきません。

念の為ですが、これが草野球です。こんな大げさなことをしなくては大人が野球をすることが出来ないのです。

私はもちろん、選ばれなかった側でした。
残念ですけど、周りの選手を見ると納得せざるを得ません。
1人15スイングぐらいフリーバッティングをするのですが、100メートルのフェンスを越えていくホームランがポンポン出てました。
あるピッチャーは89マイル(143キロ)を計測してました。
そのピッチャーとは偶然、ウォーミングアップのキャッチボールで相手をしましたが、とんでもない球でした。素人を殺す気かよって思いました。
守備練習では外野からホームベースまでダイレクトで返球するすごい肩の外野手もいました。
私と交互でショートを守った選手は、高校を出たばかりで昨年はマイナーリーグでやっていたらしいです。
マイナーリーグは食っていけないぐらい給料が安くて、そのくせ一年の半分は遠征ばかりなので、実力でついていけないというより、生活のためにあきらめる人が大半のようです。

そんな本格的なんじゃなくって、もっと気楽に野球を楽しむ場があればいいのにって思います。



2014年1月13日月曜日

トライアウト - リトルリーグの場合

先日、息子が所属するリトルリーグのトライアウトがありました。
このトライアウト、シーズン前の1月上旬に行われ、1月末には所属するチームが知らされます。そのチームで、2月からの練習、3月からの本シーズン、そして6月のプレイオフと続くわけです。

レベルの高いトラベル・リーグでは本当に選手を選別し、合格・不合格があるようなのですが、リトルリーグでは不合格になる子はいません。
それより、トライアウトの目的は適切な人数にチームを振り分け、各チームの戦力を平均化することのようです。

各チームの人数は多くても12~3人。休む子もいますので、補欠というものはなく、全員が試合に出ることが出来ます。
年齢が上がるにつれチーム数は少なくなりますが、12歳以下だと4,5チームになる模様です。リーグ戦は総当りで、同じチームとは2、3回対戦することになります。

トライアウトそのものはこんな感じです。

外野守備:マシーンで打ち出されたフライを捕球し、2塁へ返球する。 1人3球。
内野守備:ショートを守り、ノックされたゴロを捕球し、1塁へ送球する。1人3球。
バッティング:マシーンの球を打ち、最後は2塁までランニング。 1人4球。
ピッチング:1人3球。

これだけです。15~20人ぐらいのグループで移動しますので1時間ほどかかりますが、選手からするとやることはほんの少しです。

それでも各チームの監督、コーチが一人一人の動きをチェックして、ドラフト会議(!)を行って、チームを決めるみたいです。

トライアウトと呼ぶほど大層なことではないと思うのですが、これが終わるといよいよ野球シーズンの始まりです。